フォルティッシッシモ

では早速、尊敬語と謙譲語について、大まかに説明します。 かなり端折ってますが後々もっと詳しく勉強してから、追記したいと思います。

尊敬語

基本は〜れる・〜されるを付ける
 
相手に対してや、相手の動作などに助動詞を付けて敬意を表す。
(例)お茶を飲まれる
お〜なる、ご〜れる
接辞「お」「ご」を付けて、より丁寧な言葉にする。
(例)紅茶を飲みになる
根本的に言葉が違う場合
「食べる」→召し上がる
「知る」→ご存知
のように、言葉自体が変わる場合もある。
(例)寿司をお召し上がりになる。

謙譲語

似て非なる言葉
謙譲語にも尊敬語と同じように、接辞:お(ご)をつけ足り、言葉自体が変わってしまう場合があります。
大切なのは、謙譲語は自分の行動・動作に対して使うという点です。
(例)空港でお待ちする。
自身の動作全てに使うのは間違い
自分が謙るわけだから、「寝る」や「読む」などを言い換えると、むしろ失礼になります。
自分一人で完結する場合は、相手とは関係ないのでそのまま使うわけです。
(例)お待ちする間、本を読みました。
根本的に言葉が違う場合
これまた尊敬語にもあった、言葉自体が変わるパターンです。
「食べる」→頂く
「知る」→存じる
(例)ついでに昼食も頂きました。※これは丁重語に当たる、謙譲語の分類については「敬語その4」を参照

以上が、基本的な使い分けと、使い方です。次は丁寧語とその他の敬語を勉強したいと思います。