今回は品詞についてですが、また個別に1つづつやっていくつもりなので、とりあえずざっと一覧にしていきます。 本当は表等にすると見やすいのですが、面倒くさいのでそのまま書いていきます。
ここで出てくる「活用」とは「語形の変化」のことです。
自立語の品詞
まずは自立語の中で、「用言」と呼ばれる品詞。用言は全て活用する。 ちなみに用言以外の自立語は活用がありません。
- 動詞
- 動作・作用などを表して、う行で終わる。(例)走る
- 形容詞
- 性質や常体を表して、い行で終わる。(例)速い
- 形容動詞
- 同じく性質や状態を表して、だ・ですで終わる。(例)静かだ
次は「体言」です。
- 名詞
- 名称を表します。(例)船・琵琶湖・kase
- 固有名詞・普通名詞・代名詞・数詞・形式名詞
- 全て名詞、用途ごとに細かく分類されています。
そして、用言でも体言でも無い品詞の中で、修飾語になる品詞。
- 副詞
- 主に用言を修飾する。(例)とても~
- 連体詞
- 体言を修飾する。(例)小さな~
修飾語にならない品詞。
- 接続詞
- 接続語として文を繋ぎます。(例)しかし
- 感動詞
- 感動や挨拶、応答を表します。(例)ああ! おお!
付属語の品詞
付属語には二種類しかありません。
- 助動詞
- 活用する付属語。用言・体言に意味を付け加えます。
- 助詞
- 活用しない付属語。同じ様に意味を付け加えたり、文節の接続に使います。
一覧
- 自立語
- 活用する→動詞・形容詞・形容動詞
- 活用しない→名詞、副詞、連体詞、接続詞、感動詞
- 付属語
- 活用する→助動詞
- 活用しない→助詞