フォルティッシッシモ
 

向日葵の咲かない夏 - 道尾秀介

概要
夏休みを迎える終業式の日、欠席した級友の家を訪れた"僕"。
その級友であるS君は首をつって死んでいた。だがS君は、一週間後あるものに姿を変えて現れた。 「僕は殺されたんだ」と訴えながら。
感想
道尾秀介さんの小説は、どれも素晴らしいですが、この本は特に凄い!
一番最後にどんでん返しがあるのは、ミステリー小説の定番と言えど、 この本のラストは全く読めていませんでした。いえ、正確には「間違ったどんでん返し」を予想していました。
ミステリーとかサスペンスが好きな人は必読です。ちなみに本の帯で「このミステリーがすごい! 2009年版」 で第一位と書かれていました。
この本はかなり前に購入したのですが、未だに忘れられない本の一つなので、 帯の宣伝文句もなかなか馬鹿に出来ませんね。